DONKEL 総合カタログ 2024年5月版

3 2020年3月、安全靴の日本産業規格であるJIS T8101:2006(以下、旧版)が改定され、 2020年版(以下、新版)が公告されました。 主な改定点 超重作業用が追加されました。 旧版では重作業までだった作業分類に「超重作業用」が追加されました。 超重作業用のつま先保護性能は耐衝撃性200J。 付加的性能の項目が増えました。 付加的性能の項目が4項目から12項目に増えました。 旧版にもありました耐滑性が動摩擦係数により細分化されました。 交換できる中敷に規程が設けられました。 中敷を交換する場合には、同一メーカーの同等品に限定するように規定されました。 試験方法に対するJISが制定されました。 旧版では規格と試験方法の双方がJIS T8101に規程されていましたが、 新版では試験方法がJIS T8107として独立制定されました。 JIS T8101 安全靴 JIS T8107 安全靴・作業靴の試験方法 新版 JIS T8101 安全靴 旧版 JISとJSAAの基本性能比較 (抜粋) 規格 JIS規格T8101安全靴 JSAA認定プロテクティブスニーカー 等級 U種 超重作業用 H種 重作業用 S種 普通作業用 L種 軽作業用 A種 普通作業用 B種 軽作業用 衝撃エネルギー(J) 200 100 70 30 70 30 ストライカ質量(kg) 20±0.2 20±0.2 落下高さ(cm) 102 51 36 15 36 15 中底と先芯のすきま ※「試験時の中底と先芯のすきま」を参照ください ※「試験時の中底と先芯のすきま」を参照ください 耐圧迫性能(kN) 15±0.1 15±0.1 10±0.1 4.5±0.04 10±0.1 4.5±0.04 表底はく離抵抗(N) ※革製のみ 300以上 300以上 300以上 250以上 300以上(革製・ゴム製) 200以上(人工皮革・合成皮革・編物・プラスチック) 250以上(革製・ゴム製) 150以上(人工皮革・合成皮革・編物・プラスチック) 漏れ防止性能 ※総ゴム製及び 総高分子製 気泡が連続して出てはならない − 甲被による種類 ●クラス1…革製 CⅠ ●クラス2…総ゴム製及び総高分子製 CⅡ ●革製 ●人工皮革製 ●合成皮革 ●編物 ●プラスチック ●ゴム 1 2 3 4 耐 衝 撃 性 能

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