※ ご使用前にお読み頂くようお願い致します。
安全靴の品質、性能等については、日本工業規格(JIS)に規定されておりますので、JISマーク表示品をご使用になることをお奨め致します。
安全靴のJIS規格は、現在、次の規格があります。
JIS T8101(革製安全靴) 革製甲被と合成ゴム製表底の安全靴で、耐衝撃性、耐圧迫性などの性能等について規定してあり、
安全靴のJIS規格の基本となるものです。
JIS T8104(足甲安全靴)及びJIS T8105(発泡ポリウレタン表底安全靴)は平成9年11月20日JIS規格改正でJIS T8101に統合されました。
留意事項
・お買い求めの靴の函や中敷等に表示してある種類(JIS規格)をご確認の上、該当する項目をお読み下さい。
・これらのJIS規格に該当しない安全靴・作業靴もあります。
安全靴の一般 的な共通注意事項(JIS T8101に該当)について
この安全靴は、爪先保護先芯により先芯で覆われた爪先部分を保護するもので、20kgのものが、S種の場合は約36cm、L種の場合は約15cmの高さから落下しても爪先部を骨折する場合はほとんどありませんが、落下物の形状、重さあるいは落下高さ、落下位 置によっては、けがをする場合がありますので十分ご注意ください。
先芯で覆われていない部分には特別な保護機能はありません。靴を履いたら靴先端部を強く押し、爪先保護先芯の部分を確認してください。
爪先保護先芯で覆われていない足の甲部分を保護する必要がある場合は、ドンケルの甲プロテクタ付き安全靴(足甲安全靴)をご使用ください。
滑りにくい靴底ですが、油や水のある場合や滑りやすい所では気をつけてご使用ください。
耐踏抜き性(P)を表示してある安全靴は、120kgf程度の踏抜き強度がありますが、それを大幅に上回る踏抜き強度に耐えられるものではありませんので、ご注意ください。
一度衝撃や圧迫を受けた安全靴及び足甲プロテクタは、外観のいかんにかかわらず使用しないでください。
安全性能が低下しますので、先芯に穴をあける等の加工や改造はやめてください。
爪先部に硬質の先芯が入っていますので、足入れには充分注意して下さい。
飛び降りると事故の原因となる場合があります。
甲被が破れて先芯が露出したり、靴底の意匠がなくなったような場合は使用しないでください。
安全靴ですので、スポーツやレジャー、その他の目的には適していません。
かぶれやかゆみ等、足に異常を感じた場合は使用をやめてください。
靴のサイズは目安にすぎませんので、実際に履いてみて足に合う靴をお求めください。
靴が脱げないように、靴ひもや面ファスナはしっかりと締めてください。またかかとをつぶしてお履きにならないでください。
牛革を使用した靴は、汗をかいたり、濡れたときは多少色落ちを生ずることがあります。
足甲安全靴の注意事項について
着脱式の足甲プロテクタは、安全靴の先芯の後端部にプロテクタ本体の前端部が3mm以上重なるようにしてください。
安全性能が低下しますので、プロテクタに穴をあける等の加工はやめて下さい。
一度衝撃や圧迫を受けたプロテクタは、外観のいかんにかかわらず使用しないでください。
発泡ポリウレタン表底安全靴の注意事項について
金属切削くず等の鋭利なものを踏むと切り傷ができ、底割れの原因となります。
通常温度以上の熱場、または熱体に直接ふれるような作業環境(炉前作業、鋳造作業、熱処理作業、溶接作業等)では、底が溶解することがありますので使用しないでください。
酸・アルカリ等の薬品やシンナー等の溶剤、水を多量に使用する作業環境では、はがれや破損、加水分解を生ずることがありますのでご注意ください。なお、靴に溶剤などの薬品が付着した場合は、速やかに拭き取ってください。
湿気により経年変化を起こすことがありますので、靴が濡れた場合は、高温多湿、直射日光を避け風通 しのよい日陰で乾燥して保管してください。
作業靴の注意事項について
この作業靴には、爪先保護の先芯は使用していません。
滑りにくい靴底ですが、 油や水のある場合や滑りやすい所では気をつけてご使用ください。
飛び降りると事故の原因となる場合があります。
作業靴ですので、スポーツやレジャー、その他の目的には適していません。
かぶれやかゆみ等、足に異常を生じた場合は使用をやめてください。
靴のサイズは目安にすぎませんので、足に合う靴をお求めください。
靴が脱げないように、靴ひもや面ファスナはしっかり締めてください。
汗をかいたり、ぬれたときは素材の色落ちを生ずることがあります。